【ジムは無駄です】その理由とそれでもジムに通うメリット
筋トレと聞くと、ジムで重いバーベルを持ち上げたり、スクワットしていたりといったイメージを持つ方は少なくありません。
- そのため、”筋トレ=ジム”とする方も多いですが、筋トレをするからといってジムに行かなければならないというわけではないです。
それどころか、ジムにはデメリットが数多くあります。ここでは、ジムが無駄な理由とともに、自宅で筋トレをするメリットについても解説していきます。
目次
ジムが無駄な理由
筋トレに最適と思われがちなジムですが、無駄な理由がいくつか存在します。
ここからは、特に悩んでいる方も多いジムのデメリットを3つ解説します。
デメリット
- 高い
- 時間がかかる<
- 人間関係がめんどくさい
高い
前提として、ジムは一種のサービスであり、プライベートジムでない限り必ず利用料金が発生します。ジムの場合、この利用料金が「高い」というデメリットがあります。
- 数百円~数千円で通えると考える方もいるかもしれませんが、実際には月額数万円ほどかかるジムは少なくありません。
なぜ料金が高いのかというと、ジムに在籍するトレーナーやスタッフから筋トレをサポートしてもらえるからです。ジムにもよりますが、多くのジムには室内にトレーナーやジムがおり、頼めば筋トレの補助やアドバイスをしてもらえます。
そのため、サポートを受けたいならジムでも良いですが、ただ筋トレをしたいだけの方にとって、”器具を使用するだけで月額数万円”は割高だと言えるのです。
- スタッフ賃金
- ジム物件の維持費
- 普段使わない器具の導入、維持費
この辺の予算の負担は実質不要ですよね。
時間がかかる
ジムを利用し始めると、何かと時間がかかります。
- まずジムへの行き帰りに時間を使いますし、広いジムなら器具と器具の間を移動するだけでも時間がかかることがあります。
移動に時間がかかると、筋トレのモチベーションを維持できなくなり、ジムに到着した頃には意欲がなくなってしまう方もいるでしょう。
人間関係がめんどくさい
ジムに行くと、自分以外にもスタッフや他の利用者がいます。通っているうちに、そういった方々と仲良くなることもあるかもしれません。
それは決して悪いことではないのですが、筋トレを目的にジムに通う上で、そういった人間関係は面倒に感じてくる可能性が高いです。
- 例えば筋トレに集中したいのに話しかけてきたり、頼んでもいないアドバイスをされたりすると、困ってしまう方が多いでしょう。
逆に仲の悪い人がいるとジムに通いづらくなることもあるなど、ジムでの人間関係は筋トレにおいてデメリットになることが多いです。
自宅で筋トレをするメリット
在宅ワークの増加などに合わせて、自宅で行う筋トレも定番になりつつあります。
「自宅でどうやって筋トレをするの?」と疑問を抱く方もいるかもしれませんが、
- 例えばオンラインフィットネスなどを通じて筋トレすることが可能です。
自宅にいながらでもトレーナーから指導を受けることができ、正しい方法で筋トレを続けることができます。
そういったオンラインフィットネスをはじめ、自宅で筋トレをするメリットは大きく分けて3つあります。
メリット
- コスパ最強
- 時間対効果が高い
- 荷物の準備が省ける
コスパ最強
自宅で筋トレを行う大きなメリットと言えるのが、”コスパの高さ”です。
そもそも筋トレというのは、器具なしで始めることができます。腕立て伏せや腹筋トレーニングなどの自重トレーニングは、知っている方も多いでしょう。
- 自宅でそういった自重トレーニングをすれば、かかる費用は0円です。それでいて、正しいフォームで行えば器具なしのトレーニングでも十分に筋肉を鍛えることができます。
ちょっと重量を追加したいのであれば、数千円のダンベルやアブローラーなど安価な器具への出費だけで事足ります。
ボディビル大会を目指す方は別ですが、ダイエットや運動などを目的に筋トレをする場合は、自宅でトレーニングする方がコスパが良いと言えるでしょう。
時間対効果が高い
ジムでは確かに高重量を扱うことが可能ですが、一方で器具の準備やジム内の移動など、トレーニングをしていない時間が多くなります。
仮に1時間ジムにいたとしても、トレーニングしていた時間は実質10分だけという方も多いです。
- 自宅の場合、そういった移動や準備の手間がほとんどありません。
そのため、小休憩を入れたとしても10分~30分という短時間で筋肉を追い込めるようになります。
特にジムでダラダラとトレーニングしている方の場合は、自宅で筋トレをした方が時間対効果が高くなるでしょう。
荷物の準備が省ける
自宅で筋トレをするメリットとして、”荷物の準備が省ける”という点も挙げられます。
筋トレをする際はプロテイン、人によってはスマホやタオル、パワーグリップなどを持っていくこともあるでしょう。そうなると大変なのが、荷物の準備です。
- プロテインとシェイカー、必要な道具一式などをいちいち準備していると、それだけで数分かかることもあります。
一方自宅であれば、プロテインや道具の用意をすべて家庭内で行えます。
かばんに荷物を詰め込むなどの準備も一切不要になるので、大幅に無駄な時間を削減できるというわけです。
それでもジムに行くメリット【無駄じゃない人もいます】
自宅で筋トレをするメリットは多いですが、”ジムに行くメリットがない”というわけではありません。
ジムに行くメリットは以下3つです。
メリット
- 友達作りが可能
- 周りに刺激を受けられる
- 重量を用いた筋トレが可能
友達作りが可能
自宅で筋トレをする際、孤独感に悩まされる方は少なくありません。
一人暮らしの場合は応援したり褒めてくれたりする人もいないですし、家族がいたとしても「筋トレなんてして楽しいの?」と否定的な見方をされてしまう可能性があります。
- 一方でジムの場合、そこのいる人のほとんどが”筋トレ好き”です。見知らぬ人であっても、筋トレについて話していくうちに自然と会話が盛り上がって仲良くなることもあります。
ともに筋トレを楽しめる友達ができれば、トレーニングのモチベーションアップにも繋がっていくでしょう。
このように”友達作りができる”というのは、ジムに通う上で大きなメリットです。
周りに刺激を受けられる
筋トレを続ける上で重要になるのが”モチベーション”です。
このモチベーションを維持するためには、熱意ややる気が重要になりますが、自宅をはじめとした空間ではメリハリをつけるのは難しく、「やる気が出ない…」という方も少なくありません。
- 一方でジムの場合、自分以外にも筋トレをしている方がいます。
そういった方々を見て「自分も頑張らないと!」とモチベーションが上がったり、意欲が湧いてきたりすることは珍しくありません。
自宅ではやる気がでないという方は、一度ジムでトレーニングしてみると良いでしょう。
重量を用いた筋トレが可能
自宅で筋トレをすることは可能ですが、一方で困難なのが”高重量を扱うトレーニング”です。
ボディビル大会に出場する選手の場合、例えばベンチプレスでは100kg以上の重量でトレーニングをすることも珍しくありません。
- しかし、自宅に100kg分の重りや器具を用意しようと思っても、スペースや耐荷重などの関係から実現できないことが多いです。
俗にいう”筋肥大”を実現するためには高重量のトレーニングがほぼ必須となるため、高重量を用いた筋トレをしたい場合は自宅よりもジムに通う方が良いでしょう。
結論:ジムは無駄であることが大半です
ジムに行くメリットも当然ありますが、軽い運動やダイエット目的で通う場合はデメリットの方が大きいです。
- 筋トレの効果というのは、ジムに通っているかどうかではなく、トレーニングのやり方などが重要になります。
自宅であっても、オンラインフィットネスなどを通じて正しい方法・フォームを学べば、必要十分な筋トレを行うことが可能です。
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